object-joint-3d

概要

object-3d などの固定位置を指定します。

生成規則

object-joint-3d ::=
Joint3D string{
    AttachCoord = vector-3d;
    LocalCoord = vector-3d;
    ( DirLink = string )opt;
    ( AttachDir = vector-3d )opt;
    ( UpLink = string )opt;
    ( AttachUp = vector-3d )opt;
}

解説

JointZY

直後に固定先のオブジェクト名を指定します。オブジェクト名は axle-objectbody-object で定義されたものです。

AttachCoord

固定先オブジェクトのローカル座標で、固定位置を指定します。

LocalCoord

上で指定した固定位置に対応する、現在定義中のオブジェクトのローカル ZY 座標を指定します。

DirLink

方向ベクトルの基準となるオブジェクト名を指定します。省略した場合は、位置の基準オブジェクトが使用されます。

AttachDir

オブジェクトの方向ベクトルを、方向ベクトルの基準オブジェクトのローカル座標系で指定します。省略した場合は Z 軸正方向になります。

UpLink

アップベクトルの基準となるオブジェクト名を指定します。省略した場合は、位置の基準オブジェクトが使用されます。

AttachUp

オブジェクトのアップベクトルを、アップベクトルの基準オブジェクトのローカル座標系で指定します。省略した場合は Y 軸正方向になります。

システムオブジェクト

位置や方向ベクトルの基準として指定するオブジェクトは、そのプラグインの中で既に定義されているオブジェクトの他、以下に示すシステムオブジェクトが使用できます。

_WORLD

そのシーンにおけるワールド座標系です。通常地形の中心を原点とし、Z 軸正方向を北、Y 軸正方向を鉛直方向にとります。

_LOCAL

施設プラグイン駅舎プラグインにおいては、プラグインが設置された位置と方向を基準とする座標系で、最初のオブジェクトを設置するための一般的な基準となります。地形プラグインにおいてはワールド座標系と一致します。車輌プラグインにおいては、一番前の車軸と一番後ろの車軸の中間位置を基準とする座標系になりますが、あまり使用することはないと思われます。

_CAMERA

カメラの座標系に一致します。ビルボードなどを実現できるようになります。ただし、現バージョンではこの設定によりリンクされるカメラ座標系は実際のレンダリングより1フレーム遅延します。

_LIGHT

平行光源の座標系に一致します。方向のみ有効です。

参照

object-3d

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