線路操作

レール選択

線路に使用するレールプラグインの種類を選択します。レールプラグインは狭軌や標準軌等、レール本体を表現します。右下に表示される線路オプションパネルを操作することで、複線等のプレビューを切り替えることができますが、設置要素のチェックボックスを OFF にしてもプレビューでは表示されますので注意してください (実際には設置されません)。

枕木選択

線路に使用する枕木プラグインの種類を選択します。枕木プラグインは、枕木の他、バラスト (砂利) も同時に表現します。

橋桁選択

線路に使用する橋桁プラグインの種類を選択します。橋脚は高架線路の橋脚の他、盛り土等の表現にも使用します。

橋脚選択

線路に使用する橋脚の種類を選択します。プレビューでは常に橋脚が表示されますが、実際には地表から一定高度以上の高架線路でのみ設置されます。

架線選択

線路に使用する架線の種類を選択します。

架線柱選択

線路に使用する架線柱の種類を選択します。

線路設置

線路を設置します。左下の座標オプションパネルを操作することで、グリッドやスナップに関する設定を行えます。また、線路オプションパネルを操作すると線路に設置する要素を切り替えることができます。架線を有効にしなければ架線柱は設置されませんが、架線柱を有効にしなくても架線だけを設置することはできます。

既存の線路にカーソルを近づけるとインディケータが表示され、そこから線路を延長したり、ポイントを作って分岐させたりできます。Alt キーを押すと、一時的にスナップや高度制限を無効にできます。Space キーを押すと、一時的に既存レールの検出を無効にできます。

複線機能を有効にすると、平行した 2 本以上の線路を一度に引くことができます。既存の複線から線路を延長するには、延長方向を見て左側から順に接続元を指定していきます。複線の終点を既存の線路に接続する場合も同様にして、左側から順番に接続先を指定していきます。

パネルの設定保存・読込ボタンをクリックすると、レールや枕木等、関連プラグインの設定をまとめて保存しておくことができます。この設定は RailwayPluginSet ディレクトリにテキストファイルとして保存されます。

線路編集

線路の撤去等を行います。線路編集モードは、いくつかの機能を切り替えて使用します。はじめに編集したい操作を編集パネルから選択します。↑↓キーでも切替が可能です。

レール選択モードでは、左クリックまたは左ドラッグによりレールを選択し、Delete キーを押すことで選択部分を削除できます。Shift キーを押しながらレールを選択すると追加選択、Ctrl キーを押しながら選択すると選択解除ができます。レールを撤去すると、付随する橋脚や架線柱、架線も同時に撤去されます。レールの選択は場所に応じて適当に定められたセグメントを単位として行われますが、セグメントが長すぎる場合には Alt キーを押しながらセグメントの中間点をクリックすることでセグメントを分割することができます。

橋脚追加モードでは、レール上に手動で橋脚を設置することができます。

橋脚選択モードでは、不要な橋脚だけを個別に撤去できます。

架線柱追加モードでは、レール上に手動で架線注を設置することができます。手動で設置した架線注には手動で架線を接続する必要があります。

架線柱選択モードでは、不要な架線柱だけを個別に撤去できます。架線柱を撤去すると、付随する架線も同時に撤去されます。

架線選択モードでは、不要な架線だけを個別に撤去できます。

架線手動接続モードでは、線路接続時に架線が自動的につながらなかった場合等に、架線柱の間に手動で架線を張ることができます。接続したい架線柱の 2 点を順にクリックすると接続できます。右クリックでひとつめの接続点をキャンセルできます。

ワープ選択モードでは、既に設定されてるワープを削除することができます。

ワープ接続モードでは、レールの途切れた部分を仮想的に接続することができます。ワープを接続すると、接続された 2 点間はあたかもレールが接続されているかのように列車が通行することができるようになります。同じシーン間はもちろん、異なるシーン間でも接続が可能です。ワープの接続は、架線の手動接続と同じ要領で接続元と接続先を順にクリックすることでできます。異なるシーン間でワープを接続する際には、Ctrl + ↑↓キーによるシーン切替が便利です。ワープを活用しておもしろいレイアウトを作成してください。

閉塞区間モードでは、選択されたレールの閉塞区間を設定できます。閉塞区間を設定すると、その区間には常にひとつの列車しか進入できなくなります。閉塞区間を設定するには、レールを選択して画面を右クリックし、メニューから閉塞区間設定を選んで閉塞区間名を入力します。同じ名前の閉塞区間は離れていたり複数のシーンにまたがっていても、ひとまとまりで扱われます。閉塞区間の設定や解除コマンドは、選択されたレールのうち現在のシーンにあるものに対してのみ適用されます。応用として、ポイント付近に閉塞区間を設定すると、複数の列車がポイントに近付いたときにめり込んでしまうのを防止できます。

制限速度モードでは、選択されたレールの制限速度を設定できます。ただし、制限速度はマニュアル制御モードおよび加減速度無視モードでは無効となります。制限速度を設定するには、レールを選択して画面を右クリックし、メニューから制限速度設定を選んで制限速度を入力します。制限速度の設定や解除コマンドは、選択されたレールのうち現在のシーンにあるものに対してのみ適用されます。

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