15年夏旅「紅夢の舞台喬家大院」

2016/02/10 23:45

明日で今のアパートに来て1年。アパートは1ヶ月延長したけどネットは延長できずに明日で止まる予定・・・
なんでしばらく更新出来ないかも(泣)

8月28日、朝イチで平遙のバスで祁県へ。

デカ!!!
まあ、昔の富豪の大豪邸ではあるけど俺は元々建築とか一切興味ないんだけど・・・

ここはこの旅で一番興奮したかもしれないです。



と言うのもyoneさんはこう見えて映画が大好きで中国来る前も80年代後半から2000年台前半くらいの日本語字幕版出た中国映画は多分ほぼ見たってくらい見尽くした。
10年前くらいに映画熱は冷めたけど中国熱に変わったという点では中国に来るきっかけの一部と言っていいと思う。



そん中でもこの紅夢(原題:大紅灯篭高高掛)って映画の衝撃は凄まじかった。
あのチャン・イーモウが初期にコン・リーと組んで出した映画の1つで
中国では紅いコーリャンと活きるが人気がある気がするけど(スピンオフ版のドラマも出てるし)
個人的に一番はこの紅夢です。



正直コン・リーって顔が好みじゃなくて食わず嫌いだったけど見たら衝撃。
何この演技力!何この存在感!
カメラがコン・リーに寄ってるのかコン・リーがカメラに迫ってるのか分からんくなるような圧力。
俺はこの30年の中国映画界では最高の女優と思ってます。



田舎の映画多いけど役作りに2ヶ月そこで生活して入るらしいかんね。
映画としては活きるも同じくらいいいけどあの映画は葛優がメインのイメージだから
コン・リーの主演として最高の映画はこの映画だと思う。
チャン・イーモウはコン・リーと別れてから(初恋のきた道はええとして)ゴミ作品量産監督になってしまったからな。(某チェンさんもやけど)
今のチャン・イーモウの価値の8割は初期10年の作品やと思う。
そう言えば某カイコーさんの名作「さらば、わが愛(覇王別姫)」コン・リー出てたね。
チェンもチャンもリーに足向けて寝れないね!!!



1920年代、新文化運動後の田舎の富豪の家に来た若い第四婦人の話だけど
新しい価値観の増えた社会とそこから隔離された封建社会。ここの法律は赤い提灯。



この提灯が掲げられた家に主が夜出向く。ココの婦人の地位は年じゃなくて寵愛で決まる。
好きな料理が頼めるとか按摩してもらえるとかも小さな事だけど他の婦人と違う特権が許される。
中国の古い社会の縮図をこの屋敷の中に描き出した名作も名作。
ドラマのセットもあった。


興奮しすぎて鼻血ブー寸前でした。


ここはその日どの部屋に行くか決める朝礼がある場所。映画の象徴的な場所。
ちなみにここはドラマ喬家大院の撮影地でも有名で観光客の大半はそっちメインだったっぽい。
日本人の団体さんもいてビックリした(^q^)

日本人は両方知らんわみたいな人ばっかやったけど。
紅夢を知らずにここに来るなんてラストエンペラー見ずに故宮行くくらいもったいない。
映画芙蓉鎮見ずに芙蓉鎮に行って撮影地と知って帰って芙蓉鎮みた俺が言うのも何だけど(´・ω・`)
問題は、見てもらっても分かるようにどの屋敷も似たり寄ったり!!!

誰の部屋か分からん!!!

たしかココがコン・リー演じる第四婦人頌蓮の部屋!五号院だったのは覚えてる!
本当は最後の名場面のシーン見たかったけど二階には登れんということで断念。
でも想像以上に良かった。今回はココのために山西省よったようなもんなんで(^q^)

その後平遙に戻ってその日は移動せず。
翌日陝西省方面の黄土高原古鎮を見て内モンゴルに向かうことにした!
ココと平遙を含めて本当に山西省最高。
映画見てない人にはこの熱量は伝わんないかもしれんけど
興味のある人はぜひ来てみてください。来れない人は是非映画だけでも!クソオススメです(^^)v


平遙~祁県(バス往復)70km(計6740km)

山西省祁県

コメント

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2016/02/14 21:47

yone

でしょ~・ω・俺も以外にデカくて驚きました^^;
入ってもめっちゃ広くて映画に出てくるトコは半分程度です。
残念なのは夕方6時で終わりなんで提灯に火を入れないことですかね(´・ω・`)
夜に提灯で照らしたらもっと人はいると思うんですけどね^^;

2016/02/14 17:23

イナゴ

うわ、映画のまんまだ。ドラマの方は見てないけど行ってみたいなぁ。外から見るとこんなに大きいとは。城みたいだね。