15年夏旅「中国四大古城の北の雄、平遥古城」

タイトル変えました・ω・
列車旅言って列車出てないし普段も電車しか使ってないことに気づいた。
明後日から春節ですね！やっと卒論書き始めました。10日にネット止まるんでそれまでに頑張って書かないと！

8月27日、華山を出て平遙に向かった。ここは3年前にも来てて本来は立ち寄るつもりはなかったけど隣町に用があって安いホテルも多いし便利なんでここに来た。
平遙は世界文化遺産に登録されてて特に城壁の規模も保存状態も素晴らしい。

四川省の阆中古城、雲南省の麗江古城、安徽省の徽州古城にならんで
中国四大古城の1つにも選ばれてるけど
知名度では同じ世界遺産の麗江と南北で双璧をなしてる。
俺は麗江の回でも言ったけど世界遺産はどうしても過度に観光地化されて人も多いから好きじゃない。
んでもここは別。大好き。
人気では南北で双璧をなしつつ雲南ってんで麗江のほうが上かもやけど俺は圧倒的に平遙。

メインストリートは人多いし土産物屋も多いけど裏通りは人も少ないし生活感もあっていい。

飯はマズいけどね。何食ってもマズい。
刀削麺と中国酢が名物だけど両方苦手だった3年前の自分には地獄だった。(酢は今は克服)

3年たって変わったかなーと思ったけど電動カートが増えた以外大きな変化なく相変わらずいい街だった。

前は古城の中に泊まったけど今回は外の安いユースに泊まった。1泊30元とかやったかな。ココらへんは安いし環境もそこそこいいんで中国旅初心者にもオススメ。

夕方の平遙古鎮は特に最高。
黄色い街と紅い夕陽

裏道歩きよったらこんな張り紙。

ちょwww
「いい人信じちゃダメ！みんな詐欺師！」
(托儿は元々は店とグルで客のフリをするサクラの意味。
最近は茶托や酒托みたいな言葉として美人局っぽい女のコを意味することも多い)
って、吹いたw
中国伝統の性善説を真っ向否定。
これは麗江のバーにでも貼っとけよと思ったけどw
この張り紙のすぐ近くの曲がり角ですごくいい人に遭遇。
笑顔全開で「ウチは平遙でも由緒正しいスゴくいい家だから見てけよ！」って。
あの張り紙見た直後やったからお金いらんかしつこく確認したら「要らねーよ！」と。

確かに味のあるいい家だ。まー俺建築興味ないからと出たらさっきの陽気なおっさん追っかけてくる。
土産物買え！金ないなら安いのもあるから！100元でいいよ！と。
「財布に100元もないから10元なら買う！」って言ったら
「元気でな！」って去っていった。貧乏最強説。
お金持ちのみんな、必要以上に笑顔な人には気をつけてね！

夜も中心街はバーとかネオン光ってたりうるさかったりするけど細い路地では電灯もまばらでいい感じ。

ちょっと古い映画の舞台に紛れ込んだような気分(^q^)

個人的には古城の南半分西側が好き。
いうて今回は平遙メインじゃなかったんで平遙はあんまりまわってません。華山のダメージだ想像以上で2泊したけど平遙自体は軽く散歩した程度。
翌日は今回の目的地、隣町の祁県に行くぞー。

華山～平遙(列車)420km(計6670km)

山西省平遙県