黄土高原古鎮(山西省霍州市師家溝)

サッカーU23の五輪最終予選決勝、韓国相手に2-0からの逆転勝利燃えましたね(内容はともかく)
後半開始早々突き放されて寝ようかと思ったけど最後まで見てよかった(^q^)

15年の夏旅は華山を越えて黄土高原に向かうんだけどこの前に自分の大好きな黄土高原古鎮を呂梁李家山村に続いて紹介したい。
その村は呂梁と同じ山西省は霍州市にある師家溝という集落。
李家山に行った時に呂梁を離れて平遙経由でこの町に来た。

この日は朝イチの電車で平遙を離れ、まず霊石県へ。
バスに乗って1時間ほど山奥に上り向かったのは

漢の三傑に数えられる国士無双、韓信の墓。
楚漢戦争の中でも自分が一番好きな人。若い頃は不遇で劉邦の元に行って大将軍になった漢建国の功労者なんだけども謀反の罪で捕まって殺された。
劉邦の親征中に呂后によって殺されたもんで親征先に首が届けられたおかげで墓が胴体と別にある。こっちは首の墓。
裏が廟だったんだぜ！言うてバスの運ちゃんが下りて裏に案内してくれた。

バスと乗客ほたってw

誰も拝みに来ないから像とかは撤去したげな。
張良墓とはエラい違い^^;
そのまま駅に戻って師家溝に向かった。霍州駅に夕方着いて駅前のバスに乗って20分位で付いた。

山の中ではあるけど駅から近くて便利なんで李家山よりは生活感のある集落だった。

ここが師家溝。

スゲーいい雰囲気。

小さな集落でヨソモノだからどうかな・・・と思って村人に話しかけたらみんなスゴい優しくて部屋貸してるヒゲじいって村の有名人を紹介してくれた。

ここがヒゲじいの家。ここもヤオドン。

ヒゲじいの孫の佳忠(可愛い顔してめっちゃ悪ガキ)

この部屋でヒゲ爺と佳忠と石のベッドで川の字で寝ました・ω・

メシも食わしてもらって夜近くを回ってみたけど上に登ると日も落ちて真っ暗になると歩けない感じやったから早めに帰って寝た。

翌日も朝から探検。ここの人本当に良い人で挨拶しても道聞いてもみんな嫌な顔せず答えてくれた。

道は崩れてふさがってたり家はボロボロに崩れかかってたりしたけど・・・

リアルにドラクエみたいな雰囲気。
集落ってよりは遺跡って雰囲気だけど・・・

単純に風景の美しさだけを李家山と比べてしまうとやっぱ李家山にはかなわない。
でも甲乙つけがたいくらいいい雰囲気で黄土高原古鎮マニアの俺も特に印象に残ってる村。

牛飼いに羊飼いもいたし。犬も多かったな^^;
中国は田舎行くと普通な光景ではあるけど。

昼ごろ下に降りると人が集まってた。

午後から近くの祭壇で儀式あるらしい。

いかにも儀式しそうな祭壇。

赤い服来た村人が太鼓叩いて祭壇に向かっていった。

坊主がいて本格的な儀式やっててビックリ。

すげぇぇぇ！ガチ儀式！たまたまやったんで幸運でした(^q^)
その後夕方の列車まで時間あったんで最後にウロウロ。

俺は江南古鎮より北方古鎮派だけど北方の黄土高原古鎮の中でも山西省の古鎮は特に雰囲気があって好き。

全然観光地化されてないし交通の便も比較的いいし総合的に見て古鎮遊び初心者にも気軽に行けるいい古鎮だと思う(^^)
俺は黄土高原大好きなんでこのブログでも黄土高原をゴリ押ししていこうと思う。
杭州とか蘇州周辺のメジャーな水郷なんてここで紹介するまでもないし(^_^;)
黄土高原はマイナーだし知ってる人も黄土高原=陝西省みたいなイメージの人が多い。
実は河北省や山西省にも黄土高原の魅力的な集落山盛りなんです！
夏旅も華山を出たら山西省平遙に入るしこれから黄土高原の素晴らしさをもっと伝えていきたいなと思います＼(^o^)／

霊石県 − 霍州市