16年卒旅「碧の湖、九寨溝」

西寧から九寨溝に着いてユースで北京から来ている日本人学生と仲良くなった。
この旅で初めて知り合った日本人。さすがは九寨溝。ユースの周りを少し散歩するだけで何人もの日本人をみた。
ここで会ったのはヒライ君ってんだけどなかなかの好青年で中国語も上手だしちゃんと中国人のアイデンティティを尊重してその土地の文化を感じる態度が素晴らしかった(￣ー￣)ｂ
なんか共鳴するものがあって翌日はヒライ君と共に回ることにした＼(^o^)／
正直日本人の多い観光地ってガッカリするパターンが多くて九寨溝にもそこまで期待してなかった。
ここのチケットは220元（学割で110元）＋観光バス90元。なかなかの値段。
中はY字になってて二股の先だけで両方15kmほどあるらしい。全部合わせたら50kmとかで２日使わないと無理みたいなことを言う人もいて少し不安だったけど
上手いことバス使っていくべきとこ絞って行けば１日で余裕と思う。
Y字の先の右の路線が有名とかで先にそっちに行く。奥の原生林地区は全然よくなかったけど・・・
2000mを超える山奥の湖ってんで九寨溝については山と水の評価ができると思うけど山としてはそこまでよくない。3500クラスの高原から降りてきた自分には特に退屈に感じた。
でも湖の路線はさすがだった。

さすがの碧。ここはいわゆるカルスト地形で特に石灰質を多く含むせいでこういった特に透き通った透明度と青さになるらしい。

さすが。参りましたって感じだった。文句のつけようない美しさ。
ここは倒木が石灰質で固められてそのままの形をとどめていてそれも美しい。

ただ、雨期前で少し水が少なかった・・・
九寨溝の一番の季節は秋らしい。確かに、一部の湖はこの時期は枯れて見れないし。
でも最高じゃない時期にこんなに美しいってのがまたすごいなと思った。
ここは高いチケ代払う価値のある数少ない世界遺産の一つだなと思った。

ここまで全部右側の路線で終わってまだ３時間余ってたんで左のコースに行くことにしたけど急に豪雨が降ってとりあえず山頂までバスで行ってそのまま戻った。
でも左側はこの時期は完全に枯れる湖で何も見るところがなかった。なんでそのまま帰ることに。
帰ってからヒライ君とのお別れに近くのチベット料理を食べに行った(^^)

クッソいい雰囲気で男二人でくるにはもったいなかったw
サービスも良かったしクーポンあって値段も良心的で満足。

帰りかけにはチベットボーイが民謡的なのを歌ってくれました。

思いのほか楽しかった九寨溝。ここは確かにオススメです。
ルートとしては飛行機以外だと広元からバスで6時間120元と成都からバスで9時間150元とある。けど、個人的には裏技で蘭州から12時間220元がいいと思う。
甘南の高原地区の絶景を堪能しまくりで四川の山と全く違う雰囲気を楽しめる。
実はここは雨予報で最悪３日使う覚悟できてたのが日頃の行いで見事に晴れて一日で済んだのでもう一カ所追加することにした。
湖見たし次は山でも登りたいなって事で廬山に行くことに。
黄山、華山、泰山、武夷山と行ったんで四川と上海の中継点として場所としてもちょうど良くて。
広元から15時に1日1本の列車があって広元行きは朝6時半発で6時間12時半には着くって言われて着いて飯食ってでちょうどいいなと思ったら。
翌日は途中で３回も工事にブチ当たってまさかの３時間遅れで間に合わず。
１日後の列車待つのもアレだし時刻表見たら18時発翌朝６時着の西安行きがあったのでそれを買う。
ってことで急遽３回目の西安に行くことに＼(^o^)／

四川省九寨溝