15年夏旅「アジア最大の跨国瀑布、徳天瀑布」

7月21日、桂林を昼に出て夕方南寧に着いた。正直南寧から徳天瀑布までは結構距離がある。
交通の便が悪く南寧から250キロ、崇左からでも150キロあって崇左からだと乗り換えが必要って聞いてたんで直通がある南寧に来た。
夕方着いて翌日早朝発なんでほとんど遊んでないけど南寧の印象は悪くない。人も優しいし街も綺麗だしまた機会があれば行ってみたい。
翌日朝9時前のバスで出発。14時近くにやっと徳天瀑布に着く。

ココは跨国瀑布と言われるとおりベトナムとの国境に位置する。
右の雄大のが中国ので左のチョロチョロのがベトナムのらしい。
アジア最大って聞いてたけど想像ほどじゃなかった。どうやら「国を跨ぐ滝で」アジア最大らしい。
ただ、前までずっと雨だったのがこの日だけカラッと晴れたおかげで最高の状態で見ることが出来た。
滝というと貴州省の黄果樹瀑布が人気で桂林でもそっちをオススメされたけどあまのじゃくの俺はこちらへ。
観光客もそこまで多くなくて水量も多くてよかった。徳天瀑布は秋冬は水量が極端に減るらしいのでこの時期に来れたのは良かった。

イカダで滝を越えてベトナム領行けるよ的な事言われたけど俺は自由に出れる身なのでパス！
滝上の方に登ると国境っぽい石碑と土産物屋がある。

安心しないでください！履いてませんよ！
なんせ35度くらいまで上がってたもんで俺も全裸になって飛び込みたいエモーションにかられるも断念。
帰りも違う道から色んな角度で滝を眺めたけどまーよかった。

ここは予想以上に良かった。ココに来る途中の景色も綺麗だったし広西省自体が俺は結構好きかも。
17時に出て気づく。最後のバスが出たらしい。ココに泊まるか歩くか・・・
まだ陽も残ってるしとりあえず歩くことにした。

途中ですごい綺麗な川を発見。下りてみる。

誰も居なかったんでパンイチになって2時間ほど泳ぐ。
暗くなってきたんで再び川沿いを歩く。いい時間に次の街について泊まればええなと。

結局歩けど歩けど町は見えず朝イチ肉まん２コ食ってから何も食べてない上に昼は炎天下滝見学、終わって川遊びして深夜まで歩いて体力の限界に達し結局国道沿いのコンクリの駐車場で寝た。

結局歩いた距離は25キロ弱。まさか深夜まで歩いて隣町に着けないとは思わなんだ。中国の田舎をナメたらいかん！
しかも翌朝は雨！急いで次の街まで歩いてそっからバスで白色市に向かった。

百色発昆明行きの夜行に乗る。いよいよ、初の雲南！！！



桂林～南寧(列車)390km(計2260km)
南寧～徳天瀑布(バス)250km(計2510km)
徳天瀑布～白色(バス)180km(計2690km)
百色～昆明(列車)600km(計3290km)

南寧 − 崇左 − 百色